テスラの急騰から考える「割高すぎる株式の売り」

TESLAすごいですよね。

178.97ドル(2019/06/03)→887.06ドル(2020/02/04)

半年ちょいで約5倍です!!

チャートをご覧ください。

すごすぎます。

これ理由は、空売りの買戻しなんです。

割高な株を空売りした結果、死人がいっぱい出ている状況なわけです。

今日はテスラ株を通して空売りについて考えてみたいと思います。

割高なのは間違いない

テスラの空売りは、間違っていたのでしょうか??

理論的にはとも言い切れません。

テスラに関しては、間違いなく割高な株です。

トヨタとの比較乗せておきます。

(2021年のアナリストコンセンサスをもとに作ってます。)

売上高 販売台数 時価総額 PER PSR 売上成長率
テスラ 4兆4000億円 50万台 15兆4000億 96倍 3.47倍 26.0%
トヨタ 30兆5000億円 1070万台 25兆5000億 9.81倍 0.85倍 3.5%

売上高で7倍の差です。

販売台数は20倍以上の差があります。

成長率が違うので、売上高の差=時価総額の差とはなりません。

ただ少なくても、時価総額が60%の差しかないのは違和感あります。

仮にトヨタの成長がゼロ成長で、ずっとテスラが30%成長するとします。(実際にはあり得ません。)

それでも今のトヨタの規模になるまでには8年以上かかります。

何故上がったのか

ではなぜこんなに上げているのでしょうか。

それは自動車メーカーとしてではなく、様々な成長可能性が織り込まれているからです。

つまり、ストーリーですね。ちょっと妄想してみます。

将来全ての移動が電気自動車かつ自動運転になります。

車を所有する時代は終わり、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)の時代です。

スマホで呼び、行き先を入れると勝手に連れて行ってくれます。

AIが運転してくれるので、無事故です。

信号もなくなります。

渋滞もなくなります。

常に走り続けているため、保管用の駐車場や車庫も不要です。

移動の間には5Gのインターネットで様々な動画サービスなどを楽しんだり、仕事をしたりできます。

これは個人の移動だけでなく、物流も同じです。

トラックなども全て効率化されます。

モビリティ革命。

IoT、MaaS、5G、AI、、、

すべてのテーマがテスラには詰まっている。

そして既存の自動車メーカーは淘汰され、上記のような技術を有したテスラがモビリティ業界のリーディングカンパニーとなる。

スマホではappleがリーディングカンパニーとなった。

モビリティではそれがテスラになるのである。

おとぎ話のようですが、こんな世界が20年後に来ているかもしれません。

バカにすることはできません。

20年前にスマホ(iphone)の登場を予言した人が居たでしょうか??

電車に乗りながら、スマホで映画見ているなんて、20年前は想像もつきませんでした。

スティーブ・ジョブズという天才がそんな世界を作ってしまったわけです。

では、イーロン・マスクのテスラはどうでしょう。

一度でも車に乗った人はみんな魅了されています。

「自動車界のiphoneだ。」という感想も非常に多いです。

あの、奇想天外、頭のおかしいカリスマが世界を変えるかもしれません。

信じている人は少数ですが、ずっと居たのです。

今の数字は完全に割高でも、未来はわからないのです。

割高だから空売りは危険

結論は常識的になってしまいますが、割高だからという理由での空売りは危険です。

買いは最悪、買った分が消えるだけです。

売りの場合は損失無限大です。

しかも、株というのは業績よりも思惑での値幅が一番大きくなります

つまり、

「業績がいい!」という事実

よりも

業績がよくなるかも?」という思惑(妄想?)

のほうが株価は上がる(値幅が出る)わけです。

夢は無限に大きくなりますが、現実の数字はそんなに一気に開花しませんのでね。

そんな不思議な性質を持っているものが株なのです。

よって、割高な株の空売りはリスクが高いです。

割高ということは、逆に言えば人気があるということです。

思惑を生みやすいということでもあるのです。

ダブルインバースにも当てはまる

昨年10月、NISAでダブルインバースが買付上位にきているというのが話題になりました。

老後2000万円問題で多くの初心者が飛びついたNISAの「ざんねんな運用法」

これ、減価するから危険とかいうのももちろんあるのですが、、、

そもそも売りを長期運用するなんてベテランでも怖くてできません。

これは上記のテスラの理由と同じです。

何かこれから株価が上がる可能性のある思惑が入るかもしれない。

実態がどうであれ、上がる可能性は常にあるのです。

買いであれば、下がったら放置すればインデックスなら戻ります

ただ、売りはインデックスでも永久に戻らないことも視野に入れる必要が出てきます。

売りは勝率が高いですが、値幅が取りにくい上、損失額が大きくなりがちです。

コツコツドカンに陥りやすいです。

売りの使い方

売りは悪なのかというと、それは違います。

リスクをしっかり認識したうえで行う必要があります。

「買いポジも持っておく+損切を徹底する。」というのが定番のセオリーになります。

売りの含み損は引っ張れません。

売りは順張りで行うのがいいのかなと個人的には思います。

modelXマジでカッコいい…

余談ですけど、頭にのっけてるmodelXがカッコよすぎます。

欲しいです・・・・。

1110万円~

高けぇわ!

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ABOUTこの記事をかいた人

日系大手証券会社を退職→フリーのアドバイザー。要するにフルコミッション営業職。株大好き。不労所得を年1000万作りたい。不労所得、金融リテール営業、筋トレ、自己啓発についてのブログを書いています。