Twitter上でSlackの急落についてやや騒ぎになっていたので記事にします。
今回の株価急落のきっかけは、ライバルであるMicrosoftの「Teams」というサービスの急成長でした。
TeamsのDAU(Daily Active User)が2000万人を突破したとのこと。
一方のSlackは1200万人(9月の決算時点)
とはいえ、この話そのものは、数字こそ今回明らかになりましたが、前々から指摘されていました。
株価はある程度は先に織り込んでいたとみられ、上場時から半値になっています。

指摘されている問題点
マイクロソフト以外にも懸念されている点がいくつかあります。
ネット上で話題でしたので整理します。
SLA(サービス品質保証契約)がない?!?!
→あります。
結構著名人がTwitterで騒いでいたのですが、あれは誤解を生む表現だと思います。
有料プランには普通にあります。
ネットで騒がれてるのは誤解。
アナリスト向けのやり取りの中の一部分を切り取っていたりして、誤解を生む表現になってます。
以下のページがそれにあたります。
ダイレクトリスティング(直接上場)という問題点
これはまだ歴史も浅いので批判されて当然でしょう。
直接上場自体、まだあまり例があまりありません。
証券会社へのフィーを抑えて、既存株主や従業員にその分利益を提供しようという狙いがあります。
いかにも現代的な考え方です。
上場前からの既存株主が、市場で自由に株を処分できました。
それが理由でここまでの株価下落になっている可能性も高いです。
また、フィーを落としていないわけなので、ウォール街からも嫌われてることは十分考えられます。
味方が少ないのはやっぱり経営にはマイナスでしょう。
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