先日、前にいた証券会社の人と飲みました。
- 先輩A(同期で最短で管理職になった人。社長表彰2度受賞)
- 後輩B(4連続社長表彰)
どちらも仕事はバリバリです。
優秀な人はどんどん辞めたがる
何故私が呼ばれたのかというと、辞めようと思っているからだそう。
やっぱりなって感じでした。
今は証券会社の中は結構厳しいみたいで。。。
- 投資信託の乗換禁止
- 投資信託純増予算が膨大
- よくわからない評価項目が増えている
というのが主な不満みたいで。
特に問題だなと思ったのが、結果ではなく、過程を評価するシステムです。
これ、従順な人ばかりが残って、優秀な人は去っていく最悪なシステムです。
過程を評価するとは….??
過程ってなんでしょうか。
例えばですが、
- 客先に本社の人を同行訪問で連れていく・・・1pt
- 顧客からなにかの同意書をもらう・・・1pt
などなど。
これらの何が問題化というと、これ自体が目的化してくるんです。
言われたことやるだけの猪セールスは、こういうの得意なので、強いです。
こういう人が褒められちゃうんですね….
こうなると、本来の目的とは乖離して、仕事ではない仕事に時間を取られることになっちゃいます。
過程は本当に無意味
例えばですが、営業会社でも
- 電話〇〇本
- 訪問〇〇件
とかノルマ的に設定して運営するのはダメです。
そうすると、あくまで手段のはずの、電話自体が目的化してしまう。最悪です。
お金が動いていなければ全く意味がない。
結局、お金こそが信頼であり、感謝の量です。
サボってようが、なんでもいいので結果を出した人を最大限称賛すべきです。
そうしないと、個々で頭を使うことがなくなってしまうのです。
頭を使わない猪みたいな人ばかり活躍する会社になったら破滅に向かうしかありません。
過程は自分でチェックするためのもの
過程って自分で結果を出すために振り返るときにチェックするものです。
結果を出すための手段でありますので、そこで評価をつけたら本末転倒です。
過程を評価されることに一生懸命になったところで、成長なんて全くしていないと思っていいです。
言われたことやるのが得意な人は要注意
なんでもそうですが、自分で考えてやらないといけません。
「あれやりなさい。」
「これやりなさい。」
って言われて、やる人は基本的に今後厳しいのかもしれません。
女性に多いですが、仕事で褒められるのが好きな人とか、要注意だと思います。
褒めてもらうのは彼氏にしておいた方がいいです。
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