血の滲む思いをして、ノルマをやってた時の話

こんにちは、ちゃったマン(@haya4ryo)です。

今日は会社員時代の思い出話をします。もう4年ほど前になります。

M課長の部下として

そのとき、私は支店の中で一番立場の弱いM課長の下についていました。

課長の年齢は50歳で、本当ならば支店長になっていてもいい年齢。人格者でしたが、数字への執着が弱くて出世が遅れていました。

顧客を第一に考える人でしたので、一生懸命やったならば予算を落とすこともやむなしというタイプでした。

そんな人でしたので、周りの年下の課長からも、見下されていました。

私はそんな人格者である、M課長が大好きでしたが、やはり課の数字はついてきていませんでした。

M課長の異動が決定

M課長は、地方支店へ異動が決まってしまいました。

異動が決まるともう数字を追うこともなく、課としては解散状態でした。

支店としても予算を達成していました。しかし、私の課は予算をショートしていて、他の課が埋めてくれている状況。

情けない状態でしたが、「もう異動で解散だし、仕方ないよな。また来月から頑張ろう。」といった心境でした。

そんな中、隣の課のS課長が朝の会議に来て、我々に言ったんです。

「M課長は、お前らが数字をやれないから地方いったんだよ。」

「お前らのせいでM課長は地方に行ったし、M課長は社内で力がないから、お前らもろくな会社員人生送れない。」

頑張れない者同士、無能な奴同士で仲良しクラブやってんじゃね~よ!!」「嫌なら今すぐ会社辞めろよ!!迷惑なんだよ!!

お荷物なんだよ。誰がお前らの給料負担してると思ってんだよ。

悔しかったら今日の月末最終日、残りの不足分全部やれ!!

ドアをバッタ~ンと閉めて、S課長は出て行きました・・・・。

課員全員で死ぬ気で数字を作る

その日はもう、朝から16:00まで本当に死ぬ気で数字を作りました。

大好きな上司を罵倒され、自分たちも人格を否定され。

課員全員同じ気持ちだったと思います。

結局最終的に、不足分の90%ほどを注文入力し、足りない分は時間切れになってしまい、翌日の入力という結果になりました。

形だけはどうにかなったという状態でした。

S課長に報告しに行くと、会議室に集められました。

S課長は信じられない発言をしました。

「今日、うちの会社で一番いい動きしてたのはお前らだと思うよ。」

なんだそれは・・・・。そりゃあ、あなた、出世するわ・・・・。ツンデレの極みを発揮されたのを、今でも忘れません・・・・。笑

当時はもう必死でしたし、美談っぽく書いてしまいました。

でも今振り返ると最低最悪なことだと思います。

数字は作るものでなく、儲けてもらう結果としていただくものだからです。

あの日の取引は、人として「この商いはどうなんだ?」というものもあったと思います。

ただ、モラルとか倫理観というのは、その人のアイデンティティが保証されている状態でこそ、初めて機能するものだと思います。

アイデンティティの危機にあると、まず生存を優先してしまうので、関係なくなるんですね。防衛本能が働いてしまうという・・・・。

だから詰めの文化はよくない。人の本来もっている素晴らしい倫理観とかが、なくなるから。

 

2 件のコメント

  • こんばんは。
    いつもブログを楽しく拝見させて頂いております。
    私もちゃったマンさんと同じ証券業で働いているものですが、本当に日々の努力、辛い思いをされてこられたんだと思いました。
    日々の更新は大変かと思いますが、お身体に気をつけて下さい。
    これからも勉強になる記事を楽しみにしております。

  • 辛い思いは、、、人並みにしてましたね。笑

    証券業で得られる株式の知識と、社内や富裕層の人脈は、辛さ以上の価値はあるかもしれないです。

    しがみつき証券マンさんも、お体にお気をつけて頑張ってください!!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    日系大手証券会社を退職→フリーのアドバイザー。要するにフルコミッション営業職。株大好き。不労所得を年1000万作りたい。不労所得、金融リテール営業、筋トレ、自己啓発についてのブログを書いています。