こんばんは、証券マン(@haya4ryo)です。
ちょっとツイッターで面白いやりとりみたりして、思ったことがありましたのでここに記しておきたいと思います。
損をしたくない気持ちが、判断を狂わせた私の例をここに書きます。
目次
シライ電子
私、ツイッターで、柄にもなくシライ電子をごり押ししたりしてみました。
シライ電子のチャートがどうとか、買いの勢いがどうとか言ってる人は、センスなし。
売上270億で、利益3億、時価総額まだ70億なんだから、別に今日ならどう考えても買って平気だった。
漢なら成行で買って放置!!
— 証券マン (@haya4ryo) October 2, 2017
このつぶやきが、10/2ですから、翌日買ってみると、535円です。
で、今日まで持てば、750円。
ざっと40%アップですね。
実際、お客様に買っていただいたりもしました。
ただ、全てのお客様で、700円まで持ちきれず、利益確定売りをしてしましました。
平均で20%勝ち程度でした。
私の中では、目標株価は1000円。少なくても700円までは絶対に行くと踏んでました。
にもかかわらず、我慢できず売却提案してしまったんですね。
お客様との関係悪化が怖くて、損させるのが怖かったわけです。
今日は、この銘柄を例にいわゆるホールド(ガチホ)の難しさについて語りたいです。
10/2仕込み完了
平均500円で仕込みました。その後ストップ高の507円まで上がった。
この時点で不安はほぼなし。
10/3ギャップアップ
GU(ギャップアップ)して、535円で寄り付き。(昨日引け値よりも上の値段で寄り付くことをギャップアップといいます。)
585円まで上昇したため、ほぼ不安なくホールド。ここまでは楽勝。
10/4 10/5は朝から売り気配
結構きつかったです。
ざら場では500円割り込んでいるんです。
含み損になっているんです。
いわゆるふるい落とし。
含み損になると、人間心が弱くなります。
「大口がいなくなってしまうのではないか??」
「EVセクター全体がいったん調整入ってしまうのではないか??」
とにかくいろいろ不安になります。
自分の余裕資金で無理のない範囲ならよいですが、お客様の資金です。
大損したら、今後の取引に支障が出る可能性があります。
このへんでビビリ始めます。
10/6 利食い
怖くなって利食い。情けないですね。笑
損する恐怖が判断を狂わせる
上がる銘柄を当てるのは簡単です。
ガッツリ買って、ホールドするのが難しいのです。
損する恐怖が、早すぎる利食いに繋がるのですね。
そして、損するときはガッツリ損する。
それではいけないわけなんです・・・。
最後に有名アカウントの名言で締めたいと思います。笑
損は切って、利は伸ばせ
これが株の基本
なぜ難しいのか?
人間の本質が問題
損をしたくないという感情は得をしたいという感情の2倍くらい強いらしい
だから含み損が切れない
だから含み益が減るのが怖くて利を伸ばせない
株はメンタル
— 倍々銘柄のパナ (@emperorpana) October 9, 2017
まとめ
損をしたくないという感情は得をしたいという感情の2倍くらい強い(株式)
失敗したくないという感情は、成功したいという感情の2倍くらい強い(ビジネス)
フラれたくないという感情は、付き合いたいという感情の2倍くらい強い(恋愛)
全てに当てはまると思います。
マイナスへの恐怖の感情をうまく制御(コントロール)し、最大限のリターンを得られるように人生を送っていきたいですね。
コメントを残す